湖 心 亭



 今や超現代的な都市に変貌を遂げつつある上海の中心部近く、南市とよばれる旧市街の中に、豫園とよばれる有名な庭園があります。上海を訪れる観光客なら必ず立ち寄る名所と言ってよく、まわりには商店が密集していて、いつ行ってもたいへんな人混みです。その豫園の入り口の前、小さな池の真ん中に湖心亭があります。

 この湖心亭は、百年以上の歴史を持つ茶館(伝統的な喫茶店)ですが、ここでは、既に三十年近くにわたって、毎週江南絲竹の集まりが持たれています。我々のメンバーも、特 に江南絲竹を学びはじめたころは、飛行機を降りたその足でここへ来て、演奏を聴いたり、時には演奏に加えてもらったりといったほどの熱の入れようでした。

 今では、お茶を飲みに来る観光客の邪魔にならないようにという営業方針から、四、五人での演奏が行われるのみで、たくさんの絲竹愛好者たちが集ったかつての光景は見られなくなってしまいましたが、やはり上海の絲竹音楽にとっては、特別の場所であることに変わりはありません。
 この江南絲竹のコーナーを「湖心亭」と名付けたゆえんです。

『江南絲竹の魅力』

江南絲竹とは

江南絲竹の歴史

その基本構造

自弾自楽

(各コンテンツをご覧下さい)



絲竹相和−京都江南絲竹会HOMEへ